特集 脊椎・脊髄疾患の多彩な症状と理学療法
脊椎・脊髄疾患の歩行練習
井上 靖悟
1
,
山口 智史
2
Seigo INOUE
1
,
Tomofumi YAMAGUCHI
2
1東京湾岸リハビリテーション病院
2順天堂大学保健医療学部理学療法学科
キーワード:
脊髄損傷
,
残存機能
,
運動麻痺
,
歩行練習
Keyword:
脊髄損傷
,
残存機能
,
運動麻痺
,
歩行練習
pp.766-773
発行日 2020年7月15日
Published Date 2020/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201965
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Point
●残存機能を正しく評価し,目標設定をすることが重要である
●歩行能力を最大限に向上させるためには,Task specificity(課題特異性),Dose-dependent(運動量依存),Corticospinal modulation(皮質脊髄路による運動調節),Feasibility(実現可能性)の4項目を意識する
●歩行練習は,目的と目標を明確にして,患者と意思共有を図ることが大切である
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