特集 歩行PART 2 運動器疾患と歩行指導
体幹の運動器疾患に起因する歩行障害の評価と治療
藤本 鎮也
1
Shinya FUJIMOTO
1
1人間総合科学大学保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻
キーワード:
腰部脊柱管狭窄症
,
間欠跛行
,
体幹筋
,
歩行練習
Keyword:
腰部脊柱管狭窄症
,
間欠跛行
,
体幹筋
,
歩行練習
pp.1409-1418
発行日 2020年12月15日
Published Date 2020/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202139
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Point
●腰部脊柱管狭窄症は退行変性による器質的狭窄に,姿勢,運動による機能的狭窄が加わることで症状が増悪する
●腰部脊柱管狭窄症患者の歩行においては,前遊脚期の腰椎伸展運動と荷重応答期の接床による衝撃が症状を増悪させる要因となり得る
●腰部脊柱管狭窄症患者に対する歩行練習においては,脊柱の安定化機能と下肢の衝撃吸収機能に対して段階的にアプローチすることが重要となる
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