ひろば
身体化,イメージ化,言語化,論理化
前田 哲男
1
Tetsuo Maeda
1
1植草学園大学保健医療学部理学療法学科
pp.1080-1081
発行日 2018年11月15日
Published Date 2018/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201379
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一昨年度,30年間勤務した国立大学(以後,前大学)を定年退職し,昨年度4月から関東にある私立大学(以後,本学)に勤務している.本学は徳を重んじ,入学式での理事長による本学のポリシーの1つにインクルージョン(共生)があるという挨拶に感激した.
さて,本題の身体化,イメージ化,言語化,論理化であるが,これは本学のA教授(心理学者)に教わったことである.関節可動域の学会法[日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会(1995年)]を説明した表を例にとると,図でイメージ化して動きを説明しており,国家試験の関節可動域の部分はイメージ化だけでつくられている場合が多い.基本軸と移動軸の動きは言語によって説明しているが,学生が関節可動域の実技を行うときは身体の動きのみの練習を行っている.
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