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短報
理学療法士による主観的立位動揺評価の信頼性と妥当性
Validity and reliability of subjective postural sway assessment by physical therapists
石川 康伸
1,2
,
平井 達也
3
,
若月 勇輝
4
,
吉元 勇輝
5
,
松下 耕三
6
,
浅田 孝一
7
,
青山 満喜
8
Yasunobu Ishikawa
1,2
1西尾病院リハビリテーション室
2豊橋創造大学大学院健康科学研究科
3いしい外科三好クリニックリハビリテーション部
4川島病院リハビリテーション部
5介護老人保健施設清風苑リハビリテーション室
6春日井整形外科訪問看護ステーション
7小林記念病院リハビリテーション部
8常葉大学保健医療学部理学療法学科
キーワード:
主観的立位動揺評価
,
重心動揺
,
信頼性
,
妥当性
Keyword:
主観的立位動揺評価
,
重心動揺
,
信頼性
,
妥当性
pp.1076-1079
発行日 2018年11月15日
Published Date 2018/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201378
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要旨 【目的】健常成人と運動機能障害をもつ患者を対象とし,理学療法士による主観的立位動揺評価の信頼性と妥当性を検討することである.【対象と方法】健常成人11名と運動機能障害をもつ患者8名とし,検者は健常成人と患者それぞれに対し経験年数の異なる理学療法士3名ずつ,合計6名とした.対象者は重心動揺計上で開眼・閉眼での立位をとり,検者は11段階の主観的立位動揺評価を行った.【結果】健常成人,患者ともに主観的立位動揺評価のKendallのW係数(検者内,検者間)は高い値を示した.また,検者の主観的立位動揺評価と重心動揺値の間に有意な相関が認められた.【結論】理学療法士による主観的立位動揺評価は良好な信頼性と妥当性を有していることが示唆される.
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