書評
―河内十郎(監訳)・河内薫(訳)―失行・失認の評価と治療(第3版)
里宇 明元
1
1埼玉県総合リハビリテーションセンター
pp.47
発行日 2002年1月15日
Published Date 2002/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105966
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小生がリハビリテーション医学の道を志したのは1979年のことであるが,翌1980年に出版された本訳書の第1版は,当時まとまった情報が得られにくかった失行,失認分野のハンディなマニュアルとして日常臨床で大いに重宝したものである.当初はA5版,113ページのサイズで,ポケットに入れて持ち歩くのに便利な本であったが,この20年間に,第2版がA5版,202ページ,今回訳出された第3版がB5版194ページと,版を重ねるごとに厚みと重みを感じさせる本格的な書物に育ってきたことに改めて感慨を覚えさせられる.
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