特集 救急医療と理学療法
新生児集中治療室から家族中心・家庭生活基盤療育をめざした理学療法
大西 彩子
1
,
羽川 希
1
,
亀山 麻子
1
,
佐伯 麻衣
1
,
三宅 康子
1
,
西出 康晴
1
Ohnishi Ayako
1
1(財)倉敷中央病院リハビリテーション科
pp.675-677
発行日 1998年9月15日
Published Date 1998/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105132
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1.はじめに
新生児集中管理室(以下NICU)における理学療法は,NICU入院期間中を中心に考えがちであるが,実際は児が家庭に帰ることを前提に,児の将来的発達や児と家族,特に母親との生活に焦点をあてて行う必要がある.
児の“生命”を救うことを集中的に行っている救命救急医療の現場から,自宅退院するまでの早期産児やハイリスク児に対する理学療法士の関わりについて,これまでの経験に基づき早期理学療法について述べることにする.
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