とびら
当たり前の感覚
岡部 正道
1
1老人の介護とリハビリ研究所
pp.1
発行日 1997年1月15日
Published Date 1997/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104663
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私は,6年間特別養護老人ホームで,PTの資格をもつ生活指導員として老人の処遇に関わった経験をもとに,今は実質フリーの立場で施設や地域での生活ケアの現場に関わっている.この世界でおおよそ14年が経とうとしている.ご存知の通り,施設や地域といった生活の場における老人のリハビリには,PTのみならず生活指導員や寮母,保健婦などといった多くの職種の人たちが関わっている.生活に役立つリハビリとか生活に密着したリハビリの大切さが言われて久しいが,障害を持ち,かつ老いてゆくという障害老人の生活に直接向き合ってきた彼らから学ぶことは多い.
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