プラクティカル・メモ
脳卒中片麻痺患者の屋外歩行用内反矯正バンド
三宅 裕子
1
,
市橋 則明
2
1石川病院リハビリテーション部
2神戸大学医療技術短期大学部
pp.120
発行日 1994年2月15日
Published Date 1994/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103936
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1.初めに
片麻痺患者の歩行時の足関節の軽度内反に対しては,ストラップを付けた短下肢装具や軟性足部装具,または市販の内皮矯正用装具が処分されているが,軽度の者では装着の煩わしさや外観上の理由などにより退院後装着しなくなることも多い.しかし,屋内歩行では装具無しで問題のない者でも屋外で長距離歩行すると内反が出現し不安定となることもある.そこで今回靴にストラップを直接取り付けたところ,内反矯正に比較的効果的であったので紹介する.
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