Japanese
English
短報
脳卒中患者の「屋外歩行自立」の意味の季節的見直し
Reapraisal of Walking Capacity of the Stroke Patients in winter.
岡本 五十雄
1
,
堀口 信
1
,
永倉 靖久
1
Isoo Okamoto
1
,
Makoto Horiguchi
1
,
Yasuhisa Nagakura
1
1勤医協札幌丘珠病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Kin-ikyo Sapporo Okadama Hospital
キーワード:
脳卒中
,
片麻痺
,
屋外歩行自立
Keyword:
脳卒中
,
片麻痺
,
屋外歩行自立
pp.459-461
発行日 1991年4月10日
Published Date 1991/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106804
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はじめに
北海道や東北・北陸のように積雪と寒冷に見舞われる地において,夏期に「屋外歩行自立」1)といわれても必ずしもそれは積雪期の歩行能力を意味してはいない,しかし,これについて季節的に見直した報告は非常に少ない.
我々は「屋外歩行自立」といわれる脳卒中片麻痺患者の冬期間の歩行能力,散歩量,運動量などを調べ,それらと麻痺の程度・年齢などとの関係について検討した.また散歩以外の冬期間の運動内容を調査し,運動量を維持する上で示唆的な知見を得たので報告する.
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