実習レポート
腰部脊柱管狭窄症の一症例について/Comment
池田 耕二
1
,
佐々木 伸一
2
1神戸医療技術短期大学部理学療法学科
2福井医科大学附属病院
pp.53-56
発行日 1994年1月15日
Published Date 1994/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103918
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1.初めに
1989年3月29日付けで発令された文部省・厚生省令第2号により理学療法士,作業療法士養成の指定規則が一部改正され,臨床実習の時間数が1080時間から810時間に減じた1).これに基づいて改定されたカリキュラムに従い初めて2週間の短期臨床実習が行なわれた.この短期臨床実習で得た理学療法の経験,知識はこの後控えている長期臨床実習への大きなステップになった.そこで今回,1992年4月13日から4月24日までの2週間,M病院で担当した腰部脊柱管狭窄症に対する運動機能の評価,理学療法治療計画の設定,その実習の経験を以下に述べる.
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