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特集 下肢切断の理学療法
血管原性切断者に対する理学療法とその目標設定
Physical Therapy for Lower Extremity Amputee: Physical Therapy and Goal Setting for the Amputee Due to Vascular Disorder
星 永剛
1,2
,
隆島 研吾
1
Hisataka HOSHI
1,2
,
Kengo TAKASHIMA
1
1横浜市立大学医学部病院
2横浜市立港湾病院
1Department of Rehabilitation Medicine, Yokohama City University Hospital.
pp.675-679
発行日 1989年10月15日
Published Date 1989/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102867
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Ⅰ.初めに
下肢切断者のリハビリテーションにおける移動能力のゴールは,速やかに義足歩行を獲得することにある.しかし切断の原因,切断高位,年齢などによりそのゴールはさまざまであり,中には義足歩行の獲得までに至らない例も多い.特に,血管原性の切断の場合は,その移動能力のゴールがイコール義足歩行というわけにはいかないように思われる.
そこで今回は,血管原性の下肢切断者に対する移動能力のゴール設定と理学療法についてわれわれの経験を基に,述べてみたい.
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