Japanese
English
特集 切断者の能力
老人の血管原性切断―歩行の可能性について
Geriatric Dysvascular Amputation: Possibility for Gait.
大川 嗣雄
1
,
伊藤 利之
1
,
佐鹿 博信
1
,
畠中 泰司
1
Tsugio Ohkawa
1
,
Toshiyuki Ito
1
,
Hironobu Sajika
1
,
Yasushi Hatanaka
1
1横浜市大病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Yokohama City University Hospital.
キーワード:
切断部位
,
大腿切断
,
下腿切断
Keyword:
切断部位
,
大腿切断
,
下腿切断
pp.115-120
発行日 1979年2月10日
Published Date 1979/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104110
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はじめに
老人の血管原性切断において大きな問題は義足歩行が不可能なままに終る例が多いことである.最近,わが国においても老人切断の増加が指摘されており,リハビリテーションの立場から,歩行不能に終った老人の血管原性切断者を検討してみることも意義のあることではないかと考える.
そこで,われわれは昭和43年以来の老人の血管原性切断者を歩行という点を中心に検討してみたい.
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