Japanese
English
特集 拘縮
熱傷後瘢痕拘縮
Contracture: Burn Scar Contracture
伊藤 芳憲
1
Yoshinori ITO
1
1昭和大学藤が丘病院形成外科
1Department of Plastic and Reconstructive Surgery, Fujigaoka Hospital, Showa University, School of Medicine.
pp.228-236
発行日 1989年4月15日
Published Date 1989/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102749
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Ⅰ.初めに
熱傷後瘢痕拘縮は形成外科ではもっともポピュラーな疾患の一つであるが,その程度はさまざまで,範囲が広く,機能障害の程度の強いものは,手術回数も多く治療期間も長くなり,治療に難渋する疾患の一つでもある.また,治療の全般にわたって,医師と理学療法士,作業療法士との間の密接な連携プレーが要求される分野でもある.
本稿では,熱傷後瘢痕拘縮の予防と治療とについて,理学療法士,作業療法士の方々にとって必要と思われる事柄を中心に記述したいと思う.
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