書評
―嶋田智明(編)―「概説理学療法」
大峯 三郎
1
1産業医科大学病院リハビリテーション部
pp.240
発行日 2008年3月15日
Published Date 2008/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101138
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理学療法士は理学療法学を基盤として,その専門性を臨床・教育・研究の場に提供していく義務と責任を持たされている.さらにその専門性は科学的根拠,つまりサイエンスに裏付けされたものであり,より質の高い技術であるアートに基づいたものでなくてはならない.これらをバックボーンとして,リハビリテーション医療,あるいは保健・福祉の分野でチーム・ワークを発揮しながら社会的にも貢献して行かなければならない.そのために,理学療法士には幅広い領域での専門的知識が求められており,これらに応えられるべき資質を常々備えておく必要性がある.
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