特集 外来・通所理学療法
一般病院における外来理学療法の変遷と展望
川島 達宏
1
,
川島 敏生
1
Kawashima Tatsuhiro
1
1日本鋼管病院リハビリテーション科
pp.815-822
発行日 2007年10月15日
Published Date 2007/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101038
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はじめに
当院の外来理学療法に関して,本誌にて1995年に報告し1),その後約10年が経過した.その間の少子高齢化,疾病構造の変化,医療費の高騰,経済低成長などは,保健・医療・福祉に大きな影響を及ぼし,社会保障制度にも変革がみられた.
急速に進む少子高齢化などに対応するため,診療報酬制度の度重なる改定が行われ,介護保険制度も導入された.それらに伴い,外来理学療法の対応にも大きな変化がみられる.
本稿では,当院の外来理学療法の変遷を報告するとともに,ニーズの変化や対応,今後の展望に関して私見を述べる.
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