特集 理学療法士の卒後教育
理学療法科学学会の現状と展望
今泉 寛
1
1健康科学大学理学療法学科
pp.717-719
発行日 2007年9月15日
Published Date 2007/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101019
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本学会の沿革と概要
理学療法科学学会の前身は,運動生理研究会であり,この研究会は,1986(昭和61)年6月に組織化された(会長:関 勝夫,副会長:高橋高治,今泉 寛).理学療法,運動生理,研究法などに興味を持つ仲間(理学療法士)が集まり,勉強会を開催しようと数名の有志で結成されたものである.その後の沿革は表1に示す.第1回運動生理研究会は,お互いに切磋琢磨することを目的に埼玉医科大学で開催した.従来の学会発表では約7分間の発表,5分間の質疑を行う形式が一般的であったが,運動生理研究会では発表中でも自由に質問し,お互いに意見交換を実施した.現在は,学術大会として年3回開催している.
1998年に「運動生理研究会」から「理学療法科学学会(以下,本学会)」に改称した.2000年6月には,学術研究団体(学術会議)の認可を受け,2006年12月に有限責任中間法人を取得した.
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