とびら
患者さんの苦情
浅野 達雄
1
1河﨑医療技術専門学校
pp.835
発行日 2003年10月1日
Published Date 2003/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100896
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私たち理学療法士は,患者さんやそのご家族との触れ合いのなかで,苦情を聞くことがある(苦情とは「他から害や不利益などをこうむっていることに対する不平や不満」またそれを表した言葉を言う.「苦しい事情」)(大辞泉,小学館).
患者さんからの苦情の原因がこちらの落ち度による場合は,まずはお詫びをして患者さんに許してもらうことが大切である.小さな苦情でも早く対処しなければ大きな苦情になる.そしてその原因を十分に検討し,再発の予防を心がけることである.苦情の大小によっては,上司に相談して院長に報告することもある.
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