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文献抄録
初回の膝関節全置換術後のモルヒネとロピヴァカインの関節内持続注入による屈曲増大と在院日数の短縮
Increased flexion and reduced hospital stay with continuous intraarticular morphine and ropivacaine after primary total knee replacement
稲場 斉
1
1秋田大学医学部保健学科理学療法学専攻
pp.560
発行日 2005年6月1日
Published Date 2005/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100120
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背景:膝関節全置換術(TKR)後,1回ブピヴァカインの関節内注入を行うことにより,鎮痛剤の必要量が減少し屈曲の改善が得られたという報告がある.そこでTKR後にモルヒネとロピヴァカインの関節内持続注入の関節可動域と在院日数に及ぼす効果を調べた.
患者と方法:変形性膝関節症で片方のTKRを初めて受けた患者154人が対象である.すべての患者は術後72時間消炎鎮痛剤の経口投与と,ロピヴァカインの硬膜外注入を受けた.
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