特集 在院日数と病院経営
看護度と在院日数の短縮
飯田 裕子
1
1虎の門病院看護部
pp.130-132
発行日 1999年2月1日
Published Date 1999/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902617
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在院日数の短縮は,わが国の医療経済の健全化を図るために推し進められている.その政策誘導を受けて各病院・施設では,病院経営の安定化を模索しつつ様々な取り組みが行われている.
看護管理者の役割として,在院日数の短縮化に看護部として積極的に努力するとともに,看護の量や質がどのように影響を受けるのかを予測し,対処することが大きな課題になっている.在院日数の短縮によって病床利用率が低下した場合,余剰人員を抱えることは病院経済にとってマイナスになり,患者数が変わらなかった場合は人員不足から質の低下を招きかねない.
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