早期退院計画・2
平均在院日数短縮対策
竹村 浩
1
1恩賜財団済生会横浜市南部病院
pp.750-753
発行日 1997年8月1日
Published Date 1997/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902189
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はじめに
平均在院日数の長短を規定する因子として一般に,患者数,医療機関の機能と経営方針,地域の保健・医療・福祉関連の資源,患者さん側の条件,医療政策などが考えられる.そしてこれらの因子は,病院ごとにそれぞれ重みが異なるので,実際に在院日数を短縮しようとする場合,まず病院の現況を見定める必要がある.ここでは恩賜財団済生会横浜市南部病院の生い立ちを振り返りながら,その作業を進めてみたい.
キーワードとして,病診連携,医療需要,保険医療政策,社会福祉法人の4点を上げた.
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