技術講座 微生物
CLSIにおけるESBLsの検出法
中村 文子
1
1順天堂大学病院臨床検査部
pp.923-928
発行日 2007年10月1日
Published Date 2007/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543101842
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新しい知見
CLSI(旧称NCCLS)では,Escherichia coliおよびKlebsiella pneumoniaeに対するESBLsの判定基準を2000年(M2-A7およびM7-A5)に初めて設定した.その後,本法は文書の改訂に伴い,いくつかの修正がなされている.2002年(M100-S12)はCPDX(cefpodoxime)の判定基準が高い値に変更(偽陽性,偽ESBLを減らす)され,さらに2006年(M100-S16)はProteus mirabilisが対象菌種に加わった.なお,2007年のdocument M100-S17ではESBLsに関する記述に変更はない.
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