新しいキットの紹介
HI法におけるHBs抗原検出法の検討
谷脇 清助
1
,
郡谷 哲男
1
,
甲斐 俊朗
1
,
原 宏
1
,
東川 幸代
2
,
戸沢 辰雄
2
1兵庫医科大学病院輸血部
2兵庫医科大学病院中検
pp.85-87
発行日 1979年1月15日
Published Date 1979/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915001
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
Blumbergh1)によって発見されたHepatitis B.Sur-face Antigen (以下HBs抗原)の検出には,Ouch-terlony法(以下MO法),免疫電気泳動法(以下IES法),Single radial immunodiffusion (以下SRID法),imunoelectro diffusion (以下IED法),hemagglutinationinhibition test (以下HI法),reversed passive hema-gglutination (以下R-PHA法),radioimmunoassay(以下RIA法)などの方法で行われている.
しかし,一般的にはHBs抗原の検出にはIES法,SRID法,更に最近ではR-PHA法が比較的簡便で短時間に判定が可能であり,RIA法に匹敵する高感度で検出されるため多くの所で行われている.
Copyright © 1979, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.