増刊号 新しい臨床検査・未来の臨床検査
各論
8.生理検査
1 血管内超音波法
福本 優作
1
,
廣 高史
1
,
松﨑 益德
1
1山口大学大学院医学系研究科器官病態内科学
pp.1342-1346
発行日 2006年10月15日
Published Date 2006/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543101127
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はじめに
血管内超音波法(intravascular ultrasound,IVUS)は,直径約1mm(3Fr)のカテーテルを直接血管内に挿入し,その先端に装着した深触子(20~40MHz)を約1,500~2,000rpmの速度で回転させることで,血管壁の断層像を描出する方法である.本稿では,本法についての概要や冠動脈疾患治療における意義について述べる.
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