今月の主題 循環器疾患の画像診断
何を診断できるか—適応と限界
血管内超音波法
出川 敏行
1
,
中村 茂
1
,
山口 徹
1
1東邦大学医学部第3内科(大橋病院)
pp.2288-2292
発行日 1993年12月10日
Published Date 1993/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902515
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●新しい形態学的評価法として血管内超音波の臨床応用が盛んに行われるようになった.
●中年期以降の成人では,軽度〜中等度の動脈硬化の進行から,冠動脈のほとんどの部位で3層構造として観察できる.
●血管内超音波法によって石灰化の部位,プラークの分布を判定し,インターベンション手法を選択できる可能性があり,さらに臨床応用が期待される手法である.
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