増刊号 一線診療のための臨床検査
第II章 各論―検査編
3. 血液検査
1)血球数―自動分析法,血球計算盤
久保田 浩
1
1大阪市立大学医学部附属病院中央臨床検査部
pp.1233-1238
発行日 2005年10月15日
Published Date 2005/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100274
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検査の基礎
手技,測定法の概略とポイントを述べる.
1 . 試料の取り扱い
患者を確認し,適切な部位からすばやく採血し,全血1mlに対し抗凝固剤はEDTA(ethylenediaminetetraacetic acid,エチレンジアミン四酢酸)-2Kを1.5~2.2mgを混和する.撹拌は穏やかに転倒混和20回(1回/秒)を行う.測定は室温で6時間以内が望ましい.
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