ホスピタル・メモ 検査
自動血球計算機
吉野 二男
1
1神奈川県立衛生短期大学
pp.646
発行日 1978年8月1日
Published Date 1978/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206609
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血液のなかに赤血球と白血球とそれに血小板がその有形成分として存在していることはよく知られていることであり,血液が赤くみえるのは,その赤血球のなかに含まれている血色素によるものである.
その赤血球の数は,教科書的にいうと,400万から450万個が,血液1μlのなかにあるというのであるが,これではピンとこないので,別のいい方をすると,血液一滴のなかに赤血球は実に2億個くらいある.
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