Japanese
English
研究
Kind-King変法の酸化剤にヨード化合物を用いたALPの活性測定
Application of Potassium Iodide and Potassium Iodate as an Oxidizing Reagent in Modified Method of Kind-King for serum ALP assay.
瀬川 修史
1
,
岡村 研太郎
1
Shushi SEGAWA
1
,
Kentaro OKAMURA
1
1兵庫県立尼崎病院研究検査部
1Dept. of Clinical Laboratory, Kenritsu Amagasaki Hospital
pp.278-280
発行日 1979年3月15日
Published Date 1979/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915049
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
現在アルカリホスファターゼ(EC 3.1.3.1,以下ALP)の活性測定は渡辺ら1)のKind-King変法が広く使用されているが,このとき使用する酸化剤のK3Fe(CN)6が水質汚濁のために,これに代わる酸化剤が種種検討されて,クロラミンTを用いる方法2)が報告され,メタ過ヨウ素酸塩,ヨウ化カリウム-硫酸第二セリウムを用いた測定試薬キットも市販されている.我々は緩和な酸化剤としてH2O2あるいはヨウ素の化合物に着目し既にH2O2-ペルオキシダーゼ3),H2O2-ヨウ化カリウム4)などを用いる方法について報告した.
今回,ヨウ素酸塩を用いる方法について検討し,良好な結果が得られたので報告する.
Copyright © 1979, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.