技術講座 生化学
骨型ALPの測定
佐藤 豊二
1
,
小川 真知子
2
Toyoji SATO
1
1新潟県立がんセンター新潟病院生化学検査室・臨床検査部
2新潟県立がんセンター新潟病院生化学検査室
pp.601-606
発行日 1996年7月1日
Published Date 1996/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902819
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新しい知見
骨粗鬆症は最近の医療におけるトピックス的な骨疾患である.血清中の骨型ALP(B-ALP)はページエット(Paget)病,骨粗鬆症,骨肉腫や骨折などの骨疾患のマーカーとしても,癌の骨転移のマーカーとしても,さらには甲状腺機能亢進症,副甲状腺機能亢進症のマーカーとしても重要である.健常者の骨形成のマーカーとしても重要であり,B-ALPの測定は最近の動向であり,活発に行われている.
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