研究
Chromogenic法のアミラーゼ測定法におけるタンパクの影響
稲垣 美津
1
,
井口 健次
1
,
中根 清司
1
,
高阪 彰
1
1名大病院検査部臨床化学
pp.899-901
発行日 1973年8月15日
Published Date 1973/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908184
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はじめに
アミラーゼ測定法で近年Chromogenicな基質がCe-ska1,2),Babson3,4),Klein5,6)らによって合成されて以来,わが国でもこれらの測定法が広範囲に検討され,報告されてきた7-10).
これらの報告の中で,血清アミラーゼ測定においては問題点も少なく,日常検査に適した方法と考える.しかし,われわれは,尿,唾液膵液などの測定に関してタンパクが大きな影響を与えることを見い出し,その対策と,注目すべき知見とをここで報告する.
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