今月の主題 脱中央化検査技術
脱中央化検査法の種類と特微
感染性下痢症のベッドサイド検査
永山 憲市
1
,
本田 武司
1
Kenichi NAGAYAMA
1
,
Takeshi HONDA
1
1大阪大学微生物病研究所感染症研究部門一細菌感染分野
キーワード:
下痢症
,
輸入感染症
,
日和見感染症
Keyword:
下痢症
,
輸入感染症
,
日和見感染症
pp.935-938
発行日 1995年8月15日
Published Date 1995/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902569
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感染性下痢症は臨床において頻度の高い疾患の1つである.下痢の原因は細菌,ウイルス,原虫とさまざまで,検査方法も多岐にわたる.そのため採取された便検体はベッドサイドで検査されることなく検査室に送られることも多い.臨床の場で最も新鮮な検体を用いて検査できるベッドサイド検査が貴重な情報を提供してくれることは言うまでもないが,残念ながらまだ実用的なものは少ない.本稿ではベッドサイドで利用できると思われる感染性下痢症の検査方法の現状について述べた.〔臨床検査39:935-938,1995〕
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