今月の主題 脱中央化検査技術
脱中央化検査法の種類と特微
咽頭炎の迅速診断
岩田 敏
1
,
佐藤 吉壮
2
,
秋田 博伸
3
,
砂川 慶介
4
Satoshi IWATA
1
,
Yoshitake SATO
2
,
Hironobu AKITA
3
,
Keisuke SUNAGAWA
4
1国立霞ヶ浦病院小児科
2富士重工業健康保険組合総合太田病院小児科
3聖マリアンナ医科大学小児科
4国立東京第二病院小児科
キーワード:
咽頭炎
,
迅速診断
,
A群レンサ球菌
,
マイコプラズマ
,
クラミジア
Keyword:
咽頭炎
,
迅速診断
,
A群レンサ球菌
,
マイコプラズマ
,
クラミジア
pp.929-933
発行日 1995年8月15日
Published Date 1995/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902568
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咽頭炎の原因菌のうち,最も重要なStreptococcuspyogenes (A群レンサ球菌)に対する迅速診断を中心に概説した.A群レンサ球菌迅速診断用キットは,キットにより所要時間,操作の簡便性,感度,1検体当たりのコストに若干の差はあるものの,培養法の成績とよく一致し,感度,特異性ともに良好で,ベッドサイドにおける早期診断,早期治療に有用である.Mycoplasma pneumoniae,Chlamydia pneumoniaeに対する迅速診断については今後に課題が残されている.〔臨床検査39:929-933,1995〕
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