Japanese
English
研究
初代培養肝細胞を用いた四塩化炭素およびデオキシコール酸誘発肝障害に関する基礎検討
Species and Sex Differences on Cell Damage in Primary Culture Hepatocytes Induced by Carbon Tetrachloride and Deoxycholic Acid
野口 通重
1
,
仁藤 新治
1
,
岡庭 梓
1
Michishige NOGUCHI
1
,
Shinji NITO
1
,
Azusa OKANIWA
1
1田辺製薬(株)安全性研究所
1Safety Research Laboratory, Tanabe Seiyaku Co Ltd
キーワード:
初代培養細胞
,
薬物誘発肝障害
,
実験動物
Keyword:
初代培養細胞
,
薬物誘発肝障害
,
実験動物
pp.75-80
発行日 1992年1月15日
Published Date 1992/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900952
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雌雄のマウス,ラット,ハムスターおよびモルモットから得た初代培養肝細胞の四塩化炭素(CCl4)およびデオキシコール酸(DCA)による細胞障害性を培養上清中に逸脱される各酵素(GOT,GPT,LDH)活性を指標に種差および性差について比較検討した.種差については両化合物総じて,ハムスターおよびラットが高く,マウスおよびモルモットが低かった.雌雄差についてはラットで雄が高値の傾向にあったが,マウス,ハムスターおよびモルモットでは明らかな差はみられなかった.
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