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今月の特集2 フローサイトメトリー
多発性骨髄腫の測定可能残存病変検出
Methods for minimal residual disease detection in patients with multiple myeloma
田邊 正喜
1
1彦根市立病院臨床検査科
キーワード:
多発性骨髄腫
,
MM
,
完全奏効
,
CR
,
測定可能残存病変
,
MRD
,
マルチパラメトリックフローサイトメトリー
,
MFC
,
抗CD38抗体薬
Keyword:
多発性骨髄腫
,
MM
,
完全奏効
,
CR
,
測定可能残存病変
,
MRD
,
マルチパラメトリックフローサイトメトリー
,
MFC
,
抗CD38抗体薬
pp.646-649
発行日 2022年5月15日
Published Date 2022/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203008
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Point
●多発性骨髄腫(MM)は新規薬剤が臨床応用された結果,完全奏効(CR)例が増えた.その層別化を図るために測定可能残存病変(MRD)の検査が重要となってきた.
●MRDの検査には,マルチパラメトリックフローサイトメトリー(MFC)法,アリル特異的定量PCR法,次世代シークエンサー(NGS)法があり,MFC法がハードウエア面やコスト面から世界基準となっている.
●抗CD38抗体薬などのモノクローナル抗体薬の使用症例は,MFC法では,バックボーンマーカーの使用などで注意を要する.
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