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今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
急性骨髄性白血病の遺伝子異常
Gene mutation in acute myeloid leukemia
山口 博樹
1
1日本医科大学血液内科
キーワード:
急性骨髄性白血病
,
AML
,
同種造血幹細胞移植
,
allo-HSCT
,
予後因子
,
遺伝子変異
,
FLT3 ITD
Keyword:
急性骨髄性白血病
,
AML
,
同種造血幹細胞移植
,
allo-HSCT
,
予後因子
,
遺伝子変異
,
FLT3 ITD
pp.811-817
発行日 2019年7月15日
Published Date 2019/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202074
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Point
●急性骨髄性白血病(AML)はさまざまな染色体異常や遺伝子異常がその発症に関与しているheterogeneousな疾患である.
●AMLでは染色体異常や遺伝子変異によって予後を層別化し,同種造血幹細胞移植(allo-HSCT)の適応を決める.
●AMLにおいてFLT3 ITDは頻度が高く最も重要な予後不良因子である.
●AMLにおいてNPM1変異,CEBPA変異などが予後因子として重要となってきている.
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