特集 2019年の白血病診療―新たな武器を上手に活用するために
白血病の診断
染色体検査・遺伝子検査
山口 博樹
1
1日本医科大学血液内科
キーワード:
急性骨髄性白血病
,
染色体異常
,
遺伝子変異
,
同種造血幹細胞移植
,
予後因子
Keyword:
急性骨髄性白血病
,
染色体異常
,
遺伝子変異
,
同種造血幹細胞移植
,
予後因子
pp.2069-2073
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika124_2069
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Summary
▪急性骨髄性白血病(AML)は,さまざまな染色体異常・遺伝子変異がその発症に関与していると考えられるheterogeneousな疾患である.
▪AMLにおいて,染色体異常や遺伝子変異は診断・予後予測に用いられるだけでなく,微小残存病変マーカーや新規分子標的治療薬でのコンパニオン診断薬などに臨床応用されつつある.
© Nankodo Co., Ltd., 2019