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今月の特集 造血器・リンパ系腫瘍のWHO分類 第5版
急性骨髄性白血病/二次性骨髄性腫瘍
Acute myeloid leukemia/secondary myeloid neoplasms
永沼 謙
1
,
木崎 昌弘
1
1埼玉医科大学総合医療センター血液内科
キーワード:
急性骨髄性白血病
,
AML
,
二次性骨髄性腫瘍
,
WHO分類
Keyword:
急性骨髄性白血病
,
AML
,
二次性骨髄性腫瘍
,
WHO分類
pp.716-721
発行日 2023年7月15日
Published Date 2023/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203341
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Point
●急性骨髄性白血病(AML)は遺伝子異常で定義されるAMLと芽球の分化段階で定義されるAMLの2つの病型に大別されるようになった.
●AML非特定型(AML-NOS)という名称は用いられなくなった.
●骨髄異形成に関連した変化を有するAML(AML-MRC)は骨髄異形成に関連したAML(AML-MR)へと名称変更され,診断基準の一部が変更された.
●二次性骨髄性腫瘍では,WHO分類改訂第4版における治療関連骨髄性腫瘍(t-MNs)は細胞障害性治療歴のある骨髄性腫瘍(MN-pCT)と名称変更され,PARP1阻害薬がMN-pCTの原因薬剤の1つとして加えられるようになった.
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