Japanese
English
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査
胃がん・GISTに対する分子標的薬と分子病理検査(IHC法を含む)の役割
Laboratory tests for molecular target treatment to gastric cancer and gastrointestinal stromal tumor
池田 聡
1
1総合病院土浦協同病院臨床検査部
キーワード:
胃がん
,
ヒト上皮細胞増殖因子受容体2型(HER2)
,
トラスツズマブ
,
消化管間質腫瘍(GIST)
,
KIT
,
イマチニブ
Keyword:
胃がん
,
ヒト上皮細胞増殖因子受容体2型(HER2)
,
トラスツズマブ
,
消化管間質腫瘍(GIST)
,
KIT
,
イマチニブ
pp.1552-1563
発行日 2016年12月15日
Published Date 2016/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201052
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Point
●胃にできる代表的な腫瘍である胃がんと消化管間質腫瘍(GIST)に対して,現在行われている分子標的治療と,それに必要な分子病理検査について述べる.
●これらの検査では免疫染色,遺伝子検査が適切な方法で行われる必要がある.
●今後,遺伝子の状態や蛋白の発現状態と形態学的所見とが融合した分子病理学的検索の必要性がますます高まることが予想される.
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