グラフ
"へき地中核病院"のモデル—下北医療センター・むつ総合病院
pp.793-798
発行日 1978年10月1日
Published Date 1978/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206655
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下北医療センターの発足
青森県下北地域は,野辺地,小川原湖以北の本州最北端の下北半島の全域にわたり,むつ市,大畑町,川内町,大間町,東通村,脇野沢村,佐井村,風間浦村の1市3町4村からなる(人口は約9万5千人,面積1415km2).冬季は積雪が多く,産業も余り振わず,概して財政的には貧困な地域である.
この下北地域の各市町村が,地域住民の健康保持・増進を掲げて,行政区域を越えた広域医療圏方策をとるために,地域内の公的医療機関を統合,団結し「一部事務組合下北医療センター」を発足させたのは,1971年(昭46)4月であった.
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