座談会
病院と厨房
秋元 時一郎
1
,
伊藤 一郎
2
,
三ッ沢 義治
3
,
尾村 偉久
4
,
馬場 鋭之助
5
,
小西 宏
6
,
宮川 哲子
7
,
橋本 寿三男
8
,
熊野 秀德
9
,
守屋 博
6
1秋元調理機器株式会社
2株式会社伊藤製作所
3ミヤモト厨房設備KK
4厚生省医務局国立病院課
5株式会社東郷製作所
6病院管理研修所
7国立東京第一病院
8厚生省医務局医務課
9熊野株式会社
pp.2-10
発行日 1956年7月1日
Published Date 1956/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201117
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小西 日本の病院も最近は建物の点でも,設備の点でも非常に水準が上つて参りましたが,世はオートメーシヨン時代に入りつつある訳ですから今後益々仕事の能率を上げる為に良い設備或は便利な器械というものの活用を考えて行かなければならぬと思います。病院の給食は単に食べ物を与えれば良いというものじやないので,治療の非常に重要な部門を占める大切な機能として,特に関心が向つて来ております。そこでこの病院の厨房の合理化能率化ということが大事な問題になつてくるのですが,本日お集まりのメーカーの方々は一流の会社の方々と承つており,皆様方の間でも常日頃研究を熱心に進めていらつしやるというように伺つておりますので,今日はその御苦心や新しい器械のお話など承り,又私共病院の経営にタツチしておる者からいろいろ希望なり意見なり申上げる。こういうようにこの座談会を進めさせて頂きたいと思います。
そこで先ず夫々の会社でいろいろの特色もお持ちじやないかと思いますので,そういう点について最初にお話願つたらと思います。
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