特集 事務職員の人材開発・キャリアパス
【事例】
IMSグループの事務職教育プログラム
長瀬 隆志
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1IMSグループ本部事務局 イムス医療従事者生涯教育センター
キーワード:
教育プログラム
,
人事評価制度
,
学会発表
,
講師養成
,
基本理念
Keyword:
教育プログラム
,
人事評価制度
,
学会発表
,
講師養成
,
基本理念
pp.209-213
発行日 2014年3月1日
Published Date 2014/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102733
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IMSグループは関東,東北,北海道,ハワイに病院,老健施設等を持つ医療機関グループである(IMS:Itabashi Medical System,板橋中央総合病院ほか).現在職員数は約17,400人,病床数11,538床を有し,基本理念「愛し愛されるIMS」に基づき,地域の医療介護を担っている(表1).
現在,人材を確保することも困難で厳しい経営が強いられている医療業界の状況において,優秀な人材をどれだけ育成できるかが今後生き残っていくための不可欠の要素である.当グループは1956年の開設当初より事務職が金庫番として病院経営管理を行ってきた.その事務職員が能力を高め,最大限のパフォーマンスを発揮するためには,事務職員への教育は組織にとって重要かつ不可欠な項目の一つとなる.グループ全職員17,400人のうち,約2,200人が事務職員であり,ゆえに以前より事務職教育に力を注いできた.ここでIMSグループの事務職教育プログラムの内容を紹介する.
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