特集 なぜ今,医療基本法なのか
「医療基本法」制定に向けて―医療基本法案(全日病版)提案の経緯
飯田 修平
1,2,3
1公益財団法人東京都医療保健協会 医療の質向上研究所
2練馬総合病院
3公益社団法人全日本病院協会
キーワード:
医療の定義
,
医療のあり方
,
病院のあり方
,
信頼関係
,
基本理念
Keyword:
医療の定義
,
医療のあり方
,
病院のあり方
,
信頼関係
,
基本理念
pp.632-635
発行日 2013年8月1日
Published Date 2013/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102588
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
特集「なぜ今,医療基本法なのか」が企画されたことは,“医療基本法制定の是非”の検討が,社会の要請であると解釈すれば,喜ばしい.しかし,もっと前から,医療界を挙げて検討し,提言すべきであったと考える.
筆者は,1991年の院長就任以来,医療のあり方,医療制度のあり方,病院のあり方を検討し1~2),2000年ころから,医療基本法を制定すべきであるとして,全日本病院協会(全日病)で議論3~5)し,書籍でも提言した1,4).筆者の個人的見解を含めて,全日病の議論の経緯を紹介する.
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.