特集 病院と家庭医療
「総合的な診療能力を持つ医師」の必要性
大竹 輝臣
1
1厚生労働省医政局総務課
pp.870-872
発行日 2008年10月1日
Published Date 2008/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101297
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わが国の医療は国民皆保険のもと,誰もが安心して医療を受けられる制度を実現し,これまで世界最高の平均寿命や高い保健医療水準を実現してきた.
一方,急速な高齢化の進行,技術の進歩など,医療をめぐる環境は大きく変化している.また,現在の医療現場においては医師不足やへき地医療などに不安があるのも現実であり,こうした問題を解決しながら,今後とも国民の医療に対する安心・信頼を確保し,質の高い医療サービスが適切に受けられる体制を構築・維持していくことが求められる.
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