特集 病院と家庭医療
大学が県単位の広域で取り組む家庭医養成プロジェクト
葛西 龍樹
1
1福島県立医科大学 地域・家庭医療部
pp.873-876
発行日 2008年10月1日
Published Date 2008/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101298
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「家庭医療が利用者の利益を最優先した健全なシステムとして,早く日本に浸透してほしい」.筆者はこのように願って1990年から家庭医療を追求しているが,本稿では2006年3月に筆者が福島県立医科大学(以下,福島医大)へ赴任してから取り組んでいる「県を単位とした広域に及ぶ公益性の高い家庭医養成プロジェクト(福島医大モデル)」の進捗状況について報告する.医療確保も含めた,日本の大きな医療制度改革の参考になれば幸いである.
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