グラフ
離島住民の健康を支える―長崎県離島医療圏組合 五島中央病院
pp.529-534
発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100844
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長崎港の西方約100kmの東シナ海に浮かぶ五島列島.五島中央病院は,列島で一番大きな面積326km2の福江島にある.人口約48,000人の五島医療圏には5病院あり,病床数は全部で一般432床・療養54床.同院はそのうちの一般304床を占め,唯一の総合病院として離島医療の中核を担ってきた.
医療水準の向上
同院の歴史は,古くは明治10年の郡立病院に始まる.現在の病院形態は,昭和43年,離島(五島・壱岐・対馬)の医療確保のために設立された「長崎県離島医療圏組合」の病院として発足したことによる.
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