連載 クロストーク医療裁判・12【最終回】
医師法21条―異状死届出義務をめぐる諸問題―最高裁平成16年4月13日判決の事例から
片野 正樹
1
,
武市 尚子
2
,
落合 武徳
3
1東京地方裁判所
2千葉大学大学院医学研究院
3千葉大学大学院先端応用外科
pp.158-163
発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100492
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増加し続ける医療過誤訴訟.その判決内容や影響力は,医療のあり方を考えるうえで有益な示唆を含んでいる.これまでは,裁判実務・法律・医療分野など領域別に議論されがちであった.本連載では最高裁判決を事例として,全国で最も多くの医療過誤訴訟を扱う東京地裁裁判官らが判決のポイントをわかりやすく解説.若手法学研究者,医師がそれぞれの視点からコメントを加え,多角的な見方を提供する.裁判官の本音コラムも掲載する.最終回の12回目では,医療関係者に衝撃を与えた医師法21条の判決を取り上げる.
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