特集 脳性まひのリハビリテーション
Ⅳ 学童期・青年期の脳性まひ
学童期以後の脳性ま研の医学的管理
深瀬 宏
1
1整ヨゼフ整肢園
pp.668-675
発行日 1972年12月9日
Published Date 1972/12/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518104332
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はじめに
近年脳性まひに対する認識も深まり,その早期発見・早期治療の充実により,学齢期に達するまでに医学的rehabilitationをおえるための努力がなされているが,現実には学齢期に達しても,なお施設などで治療を中心とした療育が必要であったり,重度化・施設化を示す養護学校において,変形の増強・歩容の悪化などのため治療を必要とするものが,きわめて多いのが現状である.さらに脳性まひでは,複合障害が圧倒的に多く,その療育を一層困難にしている面もある.今回は主として学齢期以後における手術を中心として述べる.
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