あんてな
機能的電気刺激による麻痺肢制御の現状
半田 康延
1
1信州大学
pp.120
発行日 1988年2月15日
Published Date 1988/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103974
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脳血管障害や脊髄損傷によって麻痺した手足を,機能的電気刺激(functional electrical stimulation;FES)によって制御し,その機能再建を図ろうとする試みは,近年,コンピューター工学や材料工学の著しい発展により,非常に活発となり,臨床実用を目指した研究が精力的に行われている.そこで,本稿では,1987年9月初旬に行われた9th Intern. Symp. External Control of Human Extremities (ECHE)での最新の研究発表を中心に,脊髄損傷による麻痺肢へのFESの現状と今後の展開について述べてみたい.
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