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                                特集 臨床教育
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    疾患・障害別にみた到達目標
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    頸髄損傷の作業療法―インターン実習における学生の到達目標と実習指導
                                    
                                    
                            
                            
                                    
                                    Occupational Therapy for Spinal Cord Injury: Instructional Objectives for Occupational Therapy Student in Internship and Its Instruction
                                    
                                    
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                山口 昇
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                浅井 憲義
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                園田 啓示
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Noboru YAMAGUCHI
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                Noriyosi ASAI
                                            
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                                                Keiji SONODA
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                  1国立身体障害者リハビリテーションセンター
                
                
                  2国立療養所村山病院
                
                
                
                
                
                  1National Rehabilitation Center for the Disabled.
                
                
                  2National Sanatorium Murayama Hospital.
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.508-517
                
                
                
                  発行日 1987年8月15日
                  Published Date 1987/8/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103834
                
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 - 1ページ目 Look Inside
 
Ⅰ.初めに
厚生省指定規則によれば,臨床実習は1080時間となっており,全教育時間の約40%を占めている.このうち,インターン実習(以下,実習)は作業療法(以下,OT)・理学療法(以下,PT)教育の総仕上げとも言うべきものであり,臨床実習時間のほとんどが費やされている.その時間の多さからも,学生の将来に及ぼす影響は大きいと言える.このような意味からも,実習は教育活動の重要な一環であると筆者らは考えている.
充実した,均質の実習を学生に経験させることは,将来的にOT・PTの質を向上させることにもつながる.しかし,現在,このことは必ずしも可能ではない.それは,実習施設には種々の特徴と制約があること,臨床実習指導者(以下,指導者)は臨床に携わるかたわら,実習指導を行わなければならないこと,また,教育の専門家ではないこと,実習指導のガイドラインとでも言うべき具体的なマニュアルが存在しないこと,などが原因として考えられる.
本稿では,実習指導のガイドラインの例として,OT学生が頸髄損傷(以下,頸損)患者を担当した場合の学生の実習到達目標と実習指導上の考慮点について,筆者らの試案を述べることにする.

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