特集 障害児教育
<随想>
障害児教育―あるケースを通して
佐々木 隆
1
1箕面市立病院
pp.709
発行日 1984年10月15日
Published Date 1984/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103178
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障害児教育と一言で言っても範囲は広いが,私は,2年半あまりの肢体不自由児施設での経験で感じた事を一つのケースを通して述べてみようと思う.N(女子)は中学2年の時,学校の階段の手すりから落下し,脊損となる.受傷後一年経過して一般病院から当施設へ入所.両下肢の不完全麻痺.一側はLLB,他側はSLBを装置し,松葉杖歩行可能であった.施設入所と同時に併設の養護学校中学部に転校.
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