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特集 地域リハビリテーション活動
精神科におけるデイケア―藤代健生病院における1年間のデイケア活動のまとめから
Day Care Program at Fujishiro-Kensei Mental Hospital
工藤 佳子
1
Yoshiko KUDO
1
1藤代建生病院
1Fujishirokensei Mental Hospital.
pp.369-372
発行日 1983年6月15日
Published Date 1983/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102867
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Ⅰ.はじめに
精神科デイケアは昭和49年に点数化され,その後9年間が経過しようとしている.点数化の道が開かれたと言っても,認可デイケアの数は少ないのが全国的な現状である.
しかし,私立の精神病院の多い我が国では,認可基準に満たないたがらも,現実的な治療活動上の必要性から精神科外来患者達への多様なデイケア活動が行われている(日本情神病院協会・施設整備委員会における「精神科デイケアの手引き」によれば,「デイケアを行っている施設は152病院で,このうち認可されている施設は10病院にすぎない」(昭和55年11月調査)との報告がなされている).
そこで今回は,当院の医療活動を紹介し,デイケア点数化の認可に至るまでの経過と,1年間のデイケア活動の紹介と総括を行い,当院デイケアの問題と課題を整理してみたい.
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